あまなつ

2013年6月13日 | 日々の味わい |

母方の祖母の部屋には、
菊のような形をしたガラス
の入れ物があって、その中に漬物や
お菓子、時には夏ミカンの砂糖漬け
なんかが入っていて、私がそこに行く
とフタをあけて楊枝をさし、よかったら
おあがりーと祖母は、決まって言った。

そして、いつもお煎茶を淹れてくれた。

ゴロゴロとしながら見つめていた天井
の模様、ティッシュをちぎってこより
にして茶卓にのせてお蕎麦屋さんごっこ
をして遊んだこと、和紙や千代紙で人形
を作ってもらったこと・・・

甘夏をむいていたら急にそんなことが
次々と思い出されて・・・いまでもあの
祖母の部屋に行きたいなぁと思う自分
に、呆れた。