おてがみ

2013年2月15日 | 日々の味わい |

誰かの為に料理を作ることは、
手紙を認めることと似ている。

その人のことを思って、考えて
メニューやレシピを作り上げる。

食が細くて、困っていらっしゃる方の
お食事のご依頼を受けることがある。

お手紙の返事は、簡単にはもらえない。
つまりは、作っても、食べてもらえない
ことの方が多いということ。

ご高齢の方だったり、お子様だったり
いろいろなケースがあるのだけれど・・・

食べられない理由や、そのスイッチ
を見つけるまでには、時間がかかる。

試行錯誤の繰り返しで・・・
それはまるで修行のよう。

真っ白になって考えられ
なくなることだってある。

だけれど思いがけない
タイミングでお返事が
届くこともある。

アノお料理をスゴク気にいって
3杯も食べたんですよ!!って
ある方の為に作ったお料理に
ついての連絡があった。

アノ豆腐のない麻婆豆腐のよう
なお料理です!とのことだった。

アレはドライカレーのつもりで
作ったんですけどぉ・・・と思い
つつも漸く食べて頂けたことに
心の底からホッとした。