スタイル

2012年1月4日 | 日々の味わい |

時の流れの中で、我が家の
お正月スタイルは変化した。

かつてのようにお節をたくさん
作り、重箱にぎっしりと詰める
ようなことはしなくなった。

近年、紅白を母も一緒にゆっくり
と楽しめるようになったことは、
本当によかったなぁと思う。

おめでとう!と、言えないお正月も
何度かあった。そんな年でさえ母は、
お煮しめを作ることを休まなかった。

長年繰り返してきた母のお煮しめは、
好評でたちまち売り切れてしまった。

失敗の歴史??を知る私達は今年の
黒豆を食べて・・・おぉー!と唸った。

ここ数年は必ずお赤飯を炊いてくれる。
とある和菓子屋さんのご主人から伝授
された方法で母は、丁寧に炊き上げる。

私はお赤飯を好きではなかったのに
この頃はしみじみ美味しいなと思う。

そしてこの味と作り方をしっかりと
覚えておかなくちゃ!という切実な
思いが年々増している様な気がする。

何はともあれ
無事に揃って食卓を囲めた
ことが何よりも嬉しかった。

ようやくお正月の意味を
味わえるようになったの
かもしれない。