えんそうかい

2011年12月5日 | 日々の味わい |

あっという間に銀杏が色づいていたことに驚き・・・

かつて姉が所属していた合唱団の定期演奏会
に通い続けてかれこれ20年以上が過ぎていた
ことにも心底驚いてしまう。

姉のお友達のTモ子さんが毎年チケットを
送って下さる。
Tモ子さんは、ず~っと歌い続けている。

T田先生はお年を召されたなぁと思うけど、
Tモ子さんは、ちっとも変わらないと思う。

毎年演奏会の後にほんの少し言葉を交わす。

優しいソプラノでお元気ですか~?と母に
問いかけてくれる。それを聞くだけで私は
何故か目から塩水が溢れてくるので困る。

お姉ちゃんに似てきたね~と言われて引っこんだ
ものの1年に1度こうして会えるのもいいよね~
と言われてまた溢れてくる。

そんな訳で・・・ほとんど会話にならない。

T田先生の繊細な指揮も若きピアニストの迫力の音色も
磨きのかかったみなさんの歌声も今年は一際心に染みた。

音楽は祈りだ・・・と改めて思いつつホールを出て、つめたい
冬の風に吹かれながら空を見上げたら静かに月が輝いていた。

その月は、どこかTモ子さんに似ていた。