共生

2011年7月1日 | 日々の味わい |

Sさんから大きなキャベツのお土産を
頂いた訳で、さて、如何しましょう・・・
と思いつつ、お漬物を作ることにした。

キャベツを洗ったり、ちぎったり、かき混ぜたり・・・
していたら、畑でモンシロチョウを追いかけるSさん
や、畑を小走る小柄な奥さんや、静かに草取りをする
お母さんの姿が浮かんできて・・・

何だか、一緒に作業しているような気分になった。

実際には少しもお手伝いしなかったのだけれど・・・

キャベツの甘酢漬けは、食べてもらえたら
嬉しいなぁと思う人達のことを、思いながら
せっせと作った。


健やかに、共に生きていきたいと願う。

美意識

2011年7月1日 | 日々の味わい |

Sさんの作られるお野菜は、
あまりに美しいものだから、
しばしば、見とれてしまう。

じっくりと鑑賞しつつ、包丁を
入れるが、その感触と断面の美しさ
と、瑞々しさにもシビレてしまう。

もちろん、とびっきり美味しい。

自炊倶楽部の常連さんには、
おなじみのSさんであるが、

今後、さらにSさんについて
部長が熱く語ってしまうだろう
事をどうか、お許し頂きたい。

Sさんの畑にお邪魔して、いつもの
お野菜がどんな風に作られているの
かを教えて頂いた。

お婆さまの代から農薬も化学肥料に
も頼らずに、農業を続けてこられた。

あえてラクな道を選ばなかったのは、
どうしてですか?と、伺ってみた。

お父様が早くに他界されて、
その時に体が一番大切だなぁ・・・と
しみじみ感じたのが、一番の理由だ
と思う・・・と、おっしゃった。

私も父を同じ年頃に亡くした訳で、
その思いに、つくづく共感した。

残されたものの悲しみは、深くて、
大きくて、皆、どうか健やかに長生き
してほしいと願わずにはいられない。

健やかな体の為には、食物が
大事!と、確認し合えてとっても
嬉しかった。

美しさと美味しさへの道は、とても
長く、厳しいこと。想像を遥かに
超えていたのだけれど、お話を
伺っていて、何度も、やっぱり!
と、納得をした。

トマト半年、長ネギ1年!とは驚きだった。

手間と時間を惜しみなくかけられた野菜達。

これまで、なんて貴重な品々を頂いてきた
ことか、と思い知った。

もぎたてのトマトは、花のような?
甘酸っぱいような?いい香がした。

ごちそうさまでした。(とっても美味でした☆☆☆)

何でも自分で考えて、自分でやってみるんですよ!
と、Sさんは言った。その影にはどれほどの挑戦と
失敗があったのだろうかと思った。

そうして日々を積み重ねられてきた方と、その作品
への信頼は、やはり揺るがなかった。

沢山の情報に溺れ、選択に迷う事もある
今日この頃、Sさん一家にお会い出来て
本当に良かったと思う。

Cさん、連れて行ってくれて、ありがとう。

信頼と希望を胸に、今日も、美味しく頂こう。