植物と人

2011年6月5日 | 日々の味わい |

空も心もどんよりな日には、
道端の草花が慰めてくれる。

街路樹の根元の小さな大地から
とても美しいバラが咲いていて、

あんまりキレイだったから、そこで
立ち止まって、眺めながら写真を
撮っていたら、ご近所のお店の
ご主人が出ていらした。

この花は、とっても強いから枝を
ちょっと切って挿せば、すぐツクよ!
持っていきな!と、言ってくれた。

この通りの花はね、みんなそうして
咲いているんだよと、教えてくれた。

よく見てみるとバラ以外にもアチコチ
に様々な植物が生きているのだった。

街路樹と並んで大きく育ったびわの木
に今年もたわわに実がなっている。

また別の場所で、もうすぐ咲きそろい
そうな紫陽花を眺めていたら、自転車
で通りかかったご婦人がソレ、アタシ
がお世話してんの、3年目でようやく
花が咲いてくれたのと、教えてくれた。

そして植物の傍で、色んなお話をした。

このところ近所のビル建設の騒音と
振動で、心身ともに参っていたので

そんなお話もしたら、アナタのマンション
建設の時にも近所の人達は、騒音や振動に
耐えたのだから、お互いさまなのだよね・・・
と言われてハッとした。

その方のお話を聞いたら、騒音と振動は、家に
落ち着いていられないほど色んな影響があって
それは、とても大変だったのに、マンションの
住人達からは、町会のお祭りの音がウルサイ
と苦情が来るそうだ。

植物達は、じっと黙って耐えていることを
しみじみと偉いと思ったし、もう、これ以上
大地に物凄い力で大きな杭など打たずに
人の手で種を蒔ける場所を少しでも多く
出来きないものだろうかとつくづく思った。

やっぱり、人は植物を育てるために存在
するのかとも思った。

私も諦めずに、もっと色々育ててみよう。

植物と人とお話していたら
心が晴れたような気がした。